第17回まちのきこり人育成講座with森林の風

まちのきこり人育成講座

こんにちは森林の風事務局です。今年も無事にまちのきこり人育成講座が終了しました。
今年も13人のまちのきこり人が誕生しました。今後の活躍が楽しみです。

今一度、今年の育成講座を写真と共に振り返りたいと思います。

導入編:「森林の風」のフィールドへようこそ!

2022年3月13日(森林への思い、里山を歩きこれからの森づくりについて考える)

当団体が管理する菰野富士周辺の「企業の森」を歩き、森林に対する思いなどを
お話しして頂きました。詳しくは第17回まちのきこり人育成講座with森林の風
(導入編)をご覧ください。

1回目:きこり体験

2022年4月10日(のこぎりを使って木を伐る、木の伐り方、倒し方、枝打ちなどを体験)

今年は4月からスタートした「企業の森」ダイダンの森にて体験してもらいました。
お天気さえ良ければ1日中、森の中で楽しめる講習です。(詳しくはブログにて)

2回目:森を測る

2022年4月17日(森づくりの第一歩、コンパス測量、標準地調査を体験してもらい
森をデータ化します)

胸高直径と木の高さを計測している
ダイダンの森にて実施
ポケットコンパスを使っての測量体験
各班に分かれて調査したデータを分析、ディスカッション

正直、「きこり体験」と違い「森を測る」はあまり人気がある方ではありません。
(稀に興味津々の方もみえますが・・・)
聞き慣れない言葉やもう忘れかけた数学の基礎知識など森づくりに必要?という
素朴な疑問を持たれる方は少なくはありません。しかし、やみくもに感覚に任せて
木を切り倒して行くだけでは良い森はできないので、やはりこの講習は必要なのです。
ただ、講習する側にも理解していただける努力は必要で一目でわかるような方法を
毎回、模索しています。(未だにたどり着けていませんが・・・)
将来的にはICTを活用した測量なりデータ分析などの講習も視野に入れています。

3回目:チェーンソーに触れる

2022年4月24日(チェーンソーの取扱い、メンテナンス、安全・危険を学び、実際に触れてみる)

ここからが本番です。ほとんどの受講生の方たちはここからの講習が本来の目的ですから・・・
当団体も手厚くフォローしていきます。今年は生憎の雨でテントを張っての限られた
空間での講習となり残念でしたが、それでも充分な練習量は取れたかと思います。

4回目:チェンソーで伐る ①

2022年5月15日(水平切り・受け口・追い口を徹底的に練習します)

外部講師の梶谷さんをお招きしての講習です。伐倒作業の基本となる所作ですので、
徹底的に練習して頂きました。(詳しくはブログにて)

5回目:チェンソーで伐る②

2022年5月22日 (実際の立木を伐倒、玉切り、枝払い、特訓:チェンソーワークの体得)

五月晴れの中、実際の伐倒を体験してもらいました。手前みそですが、本当に約15m~
20m級のスギ、ヒノキをしかも一人に数本も伐倒させる講習は珍しいと思います。

6回目:チェンソーで伐る③

2022年5月29日 (伐倒・掛木処理等、道具の説明。搬出デモ)

今回も外部講師をお招きしてのデモと実際に体験してもらいます。ここまでの実習を
体験できる講習は本当に希少かと思います。(詳しくはブログにて)

7回目:安全講習・救命講習

2022年6月12日 (森林整備での健康管理、危険な植動物の学習。救命救急講習等を行います)

いかがでしたしょうか。せっかくできたご縁ですので、ここで終わらせることなくこの先、
何かお困り事が発生したときはなんなりとご相談ください。できる限りのご支援をさせて
いただきたいと思います。また、当団体にもお力をお借りしたいと思います。

11月下旬頃に第18回まちのきこり人育成講座の募集を開始する予定です。ご関心を持たれた方は
HPからでもお気軽にお問合せください。このように当団体はきこり人育成講座に、森林教育、
インターンシップなど人材育成に前向きな姿勢を保持しています。

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