3つの森の楽しみ方 at 東海自然歩道運営管理inブレンディの森

森林環境教育

こんにちは森林の風事務局です。さて何かとイベントが目白押しな11月ですが、今回は亀山市が主催となり東海自然道沿いにあるブレンディの森で親子を対象とした森林教室が行われました。

このイベントは亀山市と鈴鹿川源流の森づくり協議会が主として開催した催し物で、昨年が好評で
あったため今年も開催されました。今年も昨年と同様3つのアトラクションから構成されています。

◎1つ目は木工教室でラダーラックを制作します。

動画1

◎2つ目は当団体がアテンドするブレンディの森歩きです。当団体の担当者が2~3家族を引率して
ブレンディの森の現状を紹介、説明をしながら案内します。また、実際の伐倒も見学してもらいます。

動画2

◎3つ目は昨年に引き続き奈良県黒滝村森林組合のスカイチーム(特別伐採チーム)の3人がやって来て木登りを体験させてくれます。子どもたちにとっては目玉のアトラクションです。既にこのイベントの名物企画になりつつありますね。

動画3

さて本来、亀山市の狙いとしては森林の現状や課題などを一般市民の方たちに楽しみながら関心を持ってもらおうということです。そのため「森林環境譲与税」や「みえ森と緑の県民税」などを活用してこのような取り組みを積極的に行っています。

天気が良くて紅葉、黃葉が鮮やかでした

森林環境譲与税については、バランスの悪い配分方法や定まらない活用法などの課題が多く、
三重県の各自治体においても活用方法が定まらず「未定」ということで貯蓄しているだけの自治体が多く、そのなかで亀山市はそれらを有効に活用している数少ない自治体であると思います。

マンリョウの赤い実がたわわに実っていました

以前にもこのブログでも何度か森林環境譲与税の課題について取り上げているが、やはり一番問題なのは配分方法だと思うけど・・私有林5割、従事者2割、人口3割て?・・納税者の負担のバランスを考えるとそういう割合になるのかもしれないけど、それでは必要としているところに資金は行き渡らないし・・森林整備に活用するにも不足したり、逆に余ってしまったりとなんともバランスが悪いとしか思えないのだが・・2021年度の税総額は400億円で配分の大きかった自治体は横浜市、大阪市などで大阪市に至っては2億3622万円もあるのに私有林人工林は0ヘクタールてどうなのか・・・せめて自治体同士が連携しあって川の上流である水源の森づくりを行うような活用法もあるかなと思いますが・・

トキワサンザシの実 オレンジ色が青空に映える

三重の北勢地域の四日市市や桑名市なども水源の森である鈴鹿の山がある菰野町やいなべ市と連携して活用していけば良いと思うのだが・・

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