忘年会と年内最終活動inまなびの森andブレンディの森

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こんにちは森林の風事務局です。年内も残すところあと僅かになりました。
今年も何かと慌ただしい年でした。認定NPO法人の資格の更新作業や「まちのきこり人育成講座」、森林環境教育への取り組み、基幹事業である「企業の森」の対応などに追われているうちに1年があっという間に過ぎ去った感じです。

焚火で暖を取ります 冬は焚火が一番です

さて、今年もすっかり恒例になった牡蛎鍋の納会を行いました。毎年、新鮮な大ぶりの生牡蠣を頂けるので美味しく味合わせてもらってます。今年はピザ窯を作成したので焼きたてのピザも振舞われました。来年もケガなく健康で納会を迎えらえますようにと願うばかりです。

鮮度バツグンの大量の生ガキです
会員手作りのピザ窯です

今年の締めくくりの活動は亀山市のブレンディの森で森林CO2吸収量調査のための測量になりました。
当団体では、森林CO2吸収量調査依頼はまだ2つの企業さんの要請しかありませんが、その他の企業さんたちの関心は森林CO2吸収量調査へと、そしてその成果に移行しつつあるように思えます。来年以降もこの案件は増加すると考えています。

最新型のGPSを背負って測量しています
多くの衛星を捕まえるので感度は良好です

CO2が増加すると大規模な気候変動が起こるとされています。それ故、CO2を含めた温室効果ガスの排出をいかに減らすかが課題になっているそうで、日本は2030年までに排出量を2013年度の水準から26%削減するという目標を設定しています。このうちの2%を森林CO2吸収量で補おうとしているそうなのだが・・いずれにせよこのような背景がある以上、少なくとも2030年迄は各企業さん達(「企業の森」に参加していない企業も)は森林CO2吸収量の値と動向には多いに関心は持つでしょうね・・・

測量ポイントは、こんなに急峻で険しい場所の連続です(やれやれ・・)

どのような思惑があるにしろ結果的に森林が整備され綺麗になっていくことは、望ましいことなので当団体のような森林整備を生業にするNPOには歓迎すべきことだと思います。

御在所岳も薄っすらと雪化粧

今年一年お世話になりました。来年も「森林の風」は躍進し続けますので、ご支援の程よろしくお願い致します。

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