2022年春期インターンシップin企業の森 その1

インターンシップ

こんにちは森林の風事務局です。
今回のインターンシップ生はすべて企業の森にてOJT研修を行っています。
OJT研修とは一般の職場でよく使用される新入社員等の研修方法で、実務を通して
学んでいく一つの教育方法です。
先回までのインターンシップ生はお客様同様に特別メニューなどで研修を受けてもらいましたが、
今回からは会員たちと同じ活動を通してより深く作業内容を体感してもらいたいという
意味合いからです。

〇インターンシップ生inコメダの森(2022年2月19日)

間伐を見学しているところ

「Tさんのレポート」
コメダの森に入って間伐作業の見学をし、道作りをしました。間伐作業は木を
切る方法から倒す方向まで怪我をしないように、よく考えて行っていることを知りました。
道作りでは雪が積もっていたり、木の根が張っていたりと道を作るだけでも
多くの労力を使いましたが、終わった後の達成感は素晴らしかったです。

散策路作り

〇インターンシップ生with森林環境教室(2022年2月25日)

今日はインターンシップ生のY君が小学生の森林環境教室のお手伝いをしてくれました。

「Y君のレポート」
森林教育は講義と実習に分かれています。講義では主に木の特徴について、
実際の木を使用しながら小学生たちに木の奥深さにふれてもらいました。
実習では木材を使用し、ベンチを作成しました。
みんなが作業に興味津々で、楽しい活動にすることができました。
授業後には児童たちが「ありがとうございました!」とお礼を言ってくれました。
満足してもらえたみたいでうれしかったです。

〇インターンシップ生inコメダの森(2022年2月27日)

「Tさんのレポート」
今日は一日中、道作りをしました。森に入る時に何気なく通っていた道でしたが、
いざ自分がその道を作る側になると大変さを身に染みて感じました。
何も手が加えられていない山の斜面から新しく道を作ることは道の傾斜が急になっていないか、
どの木を残し、どの木を切って使うのかなど短い道であったとしても考えること
が多くあると知りました。また、道作りは木を運んだり、土を掘ったりと足、腕、腰に多くの
負荷がかかる重労働でした。だからこそ、長年林業に関わることで知る、疲れにくい体の
使い方などと言った知恵を知ることができて嬉しかったです。
そして、道が完成した時には清々しい気持ちになり、とても有意義な時間を
過ごす事ができました。

インターンシップ生が作った道に木洩れ日が・・

〇インターンシップ生inブレンディの森(2022年3月3日)

胸高直径計測中

「Y君のレポート」
本日はブレンディの森にて林分調査を行いました。事前にテキストで林分調査の
やり方について予習していましたが、やはり現場ではテキスト通りにはいきません。
例えば、選木に関していうと、選木する数や樹木の特徴に目安はありますが、
日のあたり加減や配置によって選ぶ木は変わってきます。
実際の現場に足を運ぶことで得られる学びがあり、とても参考になりました。

樹高測定中
伐倒補助の体験

〇インターンシップ生in菰野富士(2022年3月5日)

「Tさんのレポート」
今日は枝打ちとジャケツイバラの撤去、間伐作業をしました。

ジャケツイバラと対戦中のTさん

ジャケツイバラは棘が多く、成長したものは鬼の金棒みたいで面白かったです。
一般的な植物の棘とは形が異なっているので引っかかりやすく、
作業中は手に何度も棘が刺さりました。

枝打ちは枝を切る度に目に木くずが入って大変でした。一本バシゴは足場が狭く、
風が吹いた時は木が揺れるので少し恐怖心がありました。
しかし、一番上に登った時の景色は普段見ることができない景色でとても心が踊りました。

間伐はノコギリで水平に切ることが難しく、また力も必要なことを知りました。
今日は雑木林の中で作業を行ったので様々な種類の植物を知ることができました。
大変な作業が多くありましたが、新しい作業をする事ができて楽しかったです。


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