こんにちは森林の風事務局です。雪のコメダの森です。
天気も回復し、よく晴れていたので思いつきで雪上ハイクをしてみました。
コメダの森は菰野富士より少し標高が高い位置にあります。
従って、少しだけ菰野富士より雪の量が多いようです。
標高の低いところでも約40㎝以上はありましたか。長靴を履いていましたが中に雪が入り込みます。
ワカンかスノーシューを持ってくれば良かったと後悔・・・
針葉樹の森(人工林)は枝葉が密な分、風雪を凌いでくれるので意外と暖かいです。
逆に林内に雪が降り積もるのはそれだけ間伐が適正に行われているからだと思います。
木々が発散する香りの成分フィトンチッドには空気を浄化する働きがあるので
爽快感を体験できます。
また、滑る枯れ葉や足を取られる木の根など、歩行の妨げになるものが雪に
埋もれてしまうから歩きやすいと言えばそうかもしれない。
音は自分の息と、雪が落ちる音、風の音、鹿の鳴き声くらいしか聞こえてきません。
静かな環境を楽しむことができる貴重な時間です。
雪山の稜線や森林限界歩きも楽しいですが、樹林帯も雪の造形や景色に目を
見張る物もありなかなか良いものです。
沢の造形がおもしろく、岩は綿帽子をかぶっているかのよう見えます。
「雪害編」でこの地方では雪圧害はあまり起こらないと書いてしまったが、
根曲がりヒノキの原因は雪圧害であることに今回の雪上ハイクで気が付きました。
冠雪害は里山で雪圧害は奥山でよく見られるそうで、豪雪地帯だけとは限らないようです。
先回、ワカンを用意していなかったので奥山まで行けませんでした。
それで3日後にワカンを持って再度、奥山へ出直しました。
やはり、雪上ハイクは楽しいです。開催日と天候を絶妙のタイミングで合わせることが
できるのであれば、是非ともイベントに雪上ハイクを組み込みたいものですが・・・