国指定天然記念物(花木)around 企業の森

BLOG

こんにちは森林の風事務局です。さて、4月に入り春もたけなわになってきて
各企業の森周辺では桜が満開を迎えています。特に菰野富士では当初の計画で、
桜を積極的に植樹をした経緯があり、実に200本以上の苗木が存在しています。

現在は他の樹種を織り混ぜて植栽している

菰野町といえば自生のシデコブシ群落地があり、国の天然記念物に指定されています。
 シデコブシは成長しても高さが3~6mと他のモクレン (8~30m)と比べてかなり
背が低いです。花言葉は「歓迎・友愛」だそうです。

シデコブシはモクレン科モクレン属の樹です。
シデコブシの花は9枚~の花びらからできています。
シデコブシは日本にしか分布しない植物だから、日本固有種と呼ばれている。
シデコブシは庭木としても用いられています。
樹の高さは3m~6mなので小高木と呼ばれています。

また、コブシやハクモクレンも最盛期を迎えていました。

コブシの花は6枚の白い花びらからできています。
コブシは太い幹を持ち10mを超えるほど育ちます。
こちらはハクモクレン 公園や庭園でよく見かけます。
樹高は10~15mくらいまで大きくなり、10~15cm程の芳香のある白に近い生成色の花を咲かせます。

もう一つ国の指定天然記念物の花木が企業の森周辺にあります。
それは桑名市の多度山(NTNこもれびの森付近)に自生している「イヌナシ」です。

桑名市多度町の自生区にて
蕾の状態
開花前

イヌナシは日本では愛知県・三重県・岐阜県のみに生育する、バラ科ナシ属の落葉小高木。
標準和名はマメナシといわれているが、三重県内ではイヌナシと呼ばれることが多いです。
木の高さは8~10mほどになり、開花時期の4月には直径2.5cmほどの
サクラに似た白い花をつけます。

花はサクラによく似ています

関連記事

カテゴリー