担当者のコメント
コメダの森は、株式会社コメダのサステナビリティ活動として平成29年10月から三重県提唱の「企業の森」プロジェクトに参画していただいた森です。三重郡菰野町千草の人工林(杉、檜林)で、当初は6haでスタートしましたが令和3年度からは28ha(東京ドーム6個分)と拡大しています。
コメダ珈琲店の店舗ではテーブルや柱などに天然の木材を多用しています。木のぬくもりのある空間でくつろぎを感じて欲しいという想いが強く、そのことが森林を守り育てるという使命感に繋がっているのです。林内は樹齢を重ねた杉檜の高木も多く、また急斜面の箇所もあることから整備施業も難行する場面もありますが、年2回のイベント活動に加え、施業地が拡大してからは毎月第2火曜日に社員が参加し、保全活動をしています。林内間伐と共に植樹活動や谷川の清掃なども行っており、会社をあげて森の再生に取り組んでいます。
この森も当初は日光が十分に差し込まないので林内は薄暗く、地面もじっとりとしてヤマビルの攻撃に悩まされたものでしたが、歩道の延伸と共に整備が進むにつれ、会社の求める「景観も美しく気持ちがくつろげる森」が生まれつつあります。林内には訪れる人々のための休憩用ベンチも設置され、見晴らしの良い場所は展望台と名付けて景色を楽しめるようになっています。新入社員研修の場としても活用されており、このコメダの森が社員のみならず訪れる人々の憩いの場所となるよう活動を進めていきます。