(5500本の植樹を目指して)
こんにちは森林の風事務局です。
さて、鈴鹿国定公園制定50周年を記念してGOGO植樹と銘打って5500本の植樹を目指していましたが、
50周年を過ぎても未だ道半ばの状態です。しかし、その事業は今でも三十三銀行さんによって引き継がれ
毎年、同行の行員とその家族が御在所岳を訪れ、苗木を植樹しています。
(過酷な植樹場所・・)
この活動は平成23年から毎年、欠かさず行われてきましたが、令和2年は新型コロナウイルスの影響で行員と家族の参加は見送られました。 代わって当団体がミズナラとドウダンツツジの苗木50本を植樹することになりました。
今回の植樹場所は御在所ロープウェイから2018年にリニューアルオープンした展望レストラン
「ナチュール」横の南東斜面でと要望が入りました。
この場所は旧レストラン「アゼリア」を取壊す際に出た廃材をチップにし、それを敷き詰めた
場所で植樹するには決して状態はよくありませんでした。
そこで、高速道路の植樹施行にも使用される「植栽パック」なるものを採用しました。
これはパック内にたい肥を配合した人工土壌が充填されており設置場所も選ばない優れものです。
(シカの食害・・)
しかし、植樹作業が終わりしばらくネットをかけずにいたら・・・
あっという間に、このような状態になってしまいました・・
現在は植樹をはじめからやり直して防鹿柵も設置して安定しています。
今回はこの辺りでお終いです。