植樹メンテナンスinコメダの森

コメダの森

こんにちは森林の風事務局です。9月に入り徐々に活動する機会が増えてきました。
とは言ってもまだまだ暑いので森に入っての間伐や枝打ちなどの作業はまだ先ですが、
今は苗木のメンテナンスや草刈りなどを主に行っています。

コメダ社員の皆さん一斉に草刈を始めます

さて、今回は4ケ月振りにコメダ珈琲の社員さんの活動がありました。
なかなか天気に恵まれず、コメダの森に入れなかったので作業はかなり溜まっています。

今回のコメダ社員さんの作業目的は、昨年春にコメダ部(コメダ珈琲ファンクラブ?)
の方たちに植樹していただいたシャラ(夏椿)がサルのイタズラで折られてしまったので
その修復と毎年、恒例の福袋に入れるノベルティの原材料となるヒノキの葉の採集です。

ものの見事に折られています。これでは葉がつかず花も咲きません。
まずは苗木周辺の草刈から始めます
草刈が終わったら折れたシャラに支柱を取り付け
防鹿ネットを被せていきます。
これを繰り返して10箇所の植樹を修復しました

昨年、菰野富士に植樹したシャラ(夏椿)のほとんどが、サルのイタズラにより
へし折られた苦い経験があります。※ブログ「菰野富士植樹」(シャラの顛末)参照
その後、一つひとつに修復作業を施し今年にはある程度までは回復しました。

回復した菰野富士のシャラ。せっかく植えた木ですので、無事にすくすくと育って欲しいものです。


今年のサル被害は、まなびの森にある栗の木までおよんでいます。毎年、大粒の栗が
採れるのに残念でした。枝を折られ、栗の実を根こそぎ食べられてしまいました。

話しがそれてしまいましたが、昨年の秋にコメダ珈琲のオーナー様たちに植樹して
もらったシャラの木は初めからサル、シカ対策をしていたので今夏、たくさんの花を
つけました。本日、活動参加者のコメダ社員さんたちには来年にはたくさんの花が
つくように修復してもらいます。

コメダの森にて今年の夏に咲いたシャラの花です。昨年の秋にオーナー様たちが植樹しました 。

午後からは、ヒノキの葉の採集です。高枝切ノコギリで枝を落としてもらい、また、細い木は
手ノコで倒して葉を集めてもらいます。

高枝ノコギリでヒノキの枝を切る様子
カメラ目線ありがとうございます
木を倒す瞬間は気持ちいいですよね

集めてもらったヒノキの葉はチッパーを使って細粉します。

これが噂のチッパーです。枝でも細いものなら砕いてチップにしてしまいます。
刃が高速回転しているのでチッパーに枝を入れるときは慎重に
これらを蒸してから精油を抽出します。
結構、サラサラです。
お疲れ様でした。

コメダの森で採取したヒノキの葉から抽出した精油がどのようなノベルティになるのか
は年始までのお楽しみということで、期待してください。

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