森林教育出前授業 in TOYOTIRES 緑のつながりの森

森林環境教育

こんにちは森林の風事務局です。みえ森づくりサポートセンターの要請で
東員町城山小学校で森林教育出前授業を行いました。
今回は当会の管理地であるTOYOTIRESの企業の森で開催することと
現在、城山小学校の裏山を整備させて頂いているご縁もあることから
当会が「森のせんせい」を務めました。

あいにくの天気のなか小学校裏にある緑のつながりの森に集合しました
東員町立城山小学校の5年生30名

ねらいとしては東員町城山地区の身近にある自然の森について学ぶことで、
自然を身近に感じ、自然の中や自然のものを使って遊ぶ楽しさを感じ取らせたい
という思いがあるそうです。

子供たちに本日の予定を説明している様子

当日はあいにくの雨で子供たちも傘を差しながら、森の散策に出発しました。
5つの班に分かれて樹木の観察と森のせんせいからその木の名前や特徴について
教えてもらいます。

班別で樹木の観察をしていきます
晴れているときに来たかっなあと本音も出ていました
子供たちに樹木の説明をしている様子
松の葉に裏表があるのを教わりどちらかがと探している様子

子供たちには興味のある植物の名前をプレートに書きその木に取り付けるという
課題もありました。以下がプレートに書いた樹木たちの一部です。

ムラサキシキブ 葉っぱの緑色が美しく、秋には紫色の実を付けます
丈夫で育てやすいことから、近年になって庭木として広く利用される
リョウブ 庭木にもよく使われる樹木で、真夏に多くの花を咲かせます
マキ 針葉樹ですがやや幅の広い葉が特徴的で、庭木としてよく活用されている
モミジ、ネジキ
シダ、その他エゴノキ、コナラなど

場所は住宅街の中にあるので、樹木は庭木で使われているものが多いです。
おそらくは鳥たちが種を運んでくるのだと思います。

この後、教室に戻り森の散策で気になった樹木の名前をプレートに書き込んで
森のせんせいによる授業を20分ほど行いました。

各々の覚えたての樹木名を書き込みます 後ほど当会が木に取り付けます
授業内容は日本の森林の現状についてです 
授業のあと各班の代表者が本日の感想を述べてくれました。

ちなみに学校の裏山の整備がどうなっているかというと・・一部は伐採が終わり開空され
ミツマタ、マンサク、モミジなどを植樹しています。春が楽しみです。

ミツマタ、マンサク、モミジなどを植樹してあります。

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