こんにちは森林の風事務局です。梅雨が明け、いよいよ夏本番になりましたね!!
私は年を重ねていくうちに夏が苦手になってきました。最近は異常な暑さには対抗できるだけの
気力もなくなりつつあります・・・また、異常な気候は甚大な被害も引き起こしているようです。
災害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、当団体の基幹事業でもある夏のレベルアップ研修を行いました。今回は奈良県の東吉野で
活動しておられるポロ・ビーシーエスフォレストリーのポロの森を見学させて頂きました。

ポロの森に入る前に2020年に建てられ林業の持続可能性を高め、森の材の有効活用を目指したという
「おおかみ舎」を訪れました。

おおかみ舎は、生物多様性と生産性との程良いバランスを模索しながら、心豊かで楽しいGood Lifeを
試行錯誤で模索する発信基地に進化していきたいという願いがあるそうです。





いよいよ、ポロの森に入らせてもらいます。林内は間伐材をすべて搬出しているそうで残骸もなく非常にきれいで歩きやすいです。間伐材は通直な優良木は市場に出し通直な小径木は杭材、曲がりや傷のある木のうち使えそうなものは「おおかみ舎」で製材、加工、それ以外はバイオマスチップ枝葉はアロマオイルといように余すことなく使えるように取り組んでおられます。






また、広く森を知ってもらう、楽しんでもらう “ ポロの森DAY ”も開催しているそうです。


それからポロの森のメインである菅原地区の林内へと移動しました。ここでは、植生調査エリアも
設置してあり、珍しい草花も見受けられました。



自社所有の山ということで間伐材を自由に販売できたりとか当団体とは運営条件の違いはあるものの
林地残材がない林内はとても気持ちの良い場所になるのだと改めて思いました。