こんにちは森林の風事務局です。子供たちのお待ちかねの夏休みに入った、
初日の土曜日に菰野町のみどりの少年団の活動がありました。今回の活動は御在所岳山頂の
生態系維持のためのミズナラの植樹です。
今回のイベントはみどりの少年団団員35名と親御さんがほぼ同数と大きな団体になりました。
用意したミズナラは当団体がまなびの森(当団体の本拠地)で御在所で採取したドングリから育てた
正真正銘の地物です。
もう十年以上前に植樹した場所ですが、特に冬の環境が厳しく鹿避けのパッチディフェンスが
ひと冬越える度に損壊しあまり好条件とは言い難いところです。今年もパッチディフェンスを
補強し冬に備えます。
以前にもブログで紹介しましたが、御在所山頂のコンディションが毎年低下しており、以前にも増してガレが侵食している様です。
少年団員たちは各々で気に入った苗木を持ち嬉々として植樹を楽しんでいました。
午後からは赤とんぼ(アキアカネ)の採取を行いました。(御在所山頂で夏休み期間中は開催している
イベントです)
ところで今回は四日市大学の環境情報学部の教授が同行されました。なんでも菰野町の朝明渓谷源流部にブナ林を再生する計画とかでパッチディフェンスの現状を視察しに来られたようです。この計画は当団体としても関心があり非常に楽しみです。