あけましておめでとうございます。森林の風事務局です。早いもので年が明けてからもう数日が経ちました。当団体も先日、新年会を開催しました。
さて、今年もこれまで通り森林保全活動に邁進する1年になるわけですが、森林保全活動もさまざまで
多様性に富んでいます。一般的に代表的な活動は「里山等の森林保全、整備」になるわけですが、「森林環境教育」もまた、代表的な活動目的になります。当団体は地域の環境貢献活動として、また社員の環境教育として森林活動を行っている企業のお手伝いを三重県の政策でもある「企業の森」を通して活動しています。
その中でも当団体が注力しているところは、安全な技術を体型的に習得できる「森づくり安全技術・技能習得」を目的とした研修会を開催することです。これを当団体では「まちのきこり人育成講座」と呼んでいます。毎年16名ほどの参加者を集い、参加者の技量アップを目指すと同時に当団体全体のスキルアップと安全作業への意識の向上もはかります。
森林保全活動は森林を私たちの「共通財産」と考え、一人ひとりが可能な方法で参加、協力し合うことが必要だと思います。是非とも当団体の「まちのきこり人育成講座」に参加して自然の中で気持ちの良い汗を流しましょう。
活動目的にはもう一つ代表的な「森林環境教育」があります。当団体は森林が持っているさまざまな機能の価値を、単に知識として理解するだけでなく、自らが行動し体型的に収得することを重視しています。そのため、森林に足を運び、森の多面的機能を体験し、その体験を振り返り、一人ひとりが森林との関わりを理解して、そこから循環型社会の実現に向けて何ができるのかを考えていく。このように、参加者の森林保全活動への理解、意欲を引き出していく「体験型学習法」を大切にしています。
当団体は「企業の森」を通して活動しているので様々な森林フィールドを管理しています。人工林、天然林、学校林や里山など三重県北部(亀山市、菰野町、桑名市、東員町等)にわたり多様な形の「森林環境教育」を開催することが可能です。豊かな自然の中で実際に体験する学習法は森林への理解を深め、関心が高まります。何よりも参加者が楽しんでくれています。ご興味をお持ち頂いた方は是非ご相談ください。