森林環境教育need to 中小企業

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こんにちは森林の風事務局です。いよいよ9月に入りましたね。まだ、暑い日は続くのでしょうけど・・
涼しくなり野外活動ができる気温までもうひと踏ん張り、頑張りましょう。(そう自分に言い聞かせていますが・・)

さて、世間では気候変動について敏感になっているようです。大企業は積極的にESG活動を取り入れ企業価値の向上に躍起になっている感じですね。もちろん市場からの円滑な資金調達にも関係してきますので当然なことなのでしょうけど・・企業価値の向上にはどれだけ利益を生み出したのかという財務情報よりもどれだけ社会に貢献したのか、これからどれだけ貢献できるのかという非財務情報の割合が重要視されるようです。ESG活動はそれを推進することにより強固な経営土台を構築し、利益を出しながら継続的な社会貢献に寄与していくということですかね。
※気候変動とは、化石燃料の燃焼をはじめとした人間の活動を主な要因とする、気温と気象 パターンの長期的なシフトを指します。

ESG活動の「E」は環境(エンバイロンメント)のことです。具体的な取り組みとしては〇森林整備〇再生可能エネルギーの活用〇ペーパーレス化等があります。ちなみに「S」は社会(ソサエティ)でライフワークバランスとか男女均等など「G」は企業統治(ガバナンス)で情報開示、リスクマネジメントなどのことですね。

当団体が森林整備の依頼を受けている企業はいわゆる大企業が多く、特に「E」に関しては整備以外にも森林環境教育、CO2吸収量調査など万全な活動をされています。ここでESG活動は大企業だけの活動なのかというとそういう訳ではないようで関係各社を含めたサプライチェーンも対象になるようです。アップル社はESG活動をしていない企業とは取引をしないということですし、ユニリーバという会社は取引先に対してカーボンフットプリントの提出を要請しているとのことです。取引先にとってもESG活動はもはや他人事ではないようですね。
※カーボンフットプリントとは、商品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでの間に排出される温室効果ガスをCO2に換算し、その商品・サービスに分かりやすく表示する仕組みです

しかし、ESG活動は人手も資金もかかるようでどの企業でも万全にとはいかないようです。当団体が関わっている森林整備に関しても「企業の森」として行うには多かれ少なかれ企業の負担はあります。(決して高額な費用ではないのですが・・・)そこで、できるだけコストを抑え人手を掛けずに環境「E」の部分をアピールポイントとするには森林環境教育がおすすめかと思います。年に1、2回、社員同士のグループでまたは、社員のご家族単位で体験して頂くだけでも環境に配慮した活動になるかと思います。もちろん森林環境教育は広報ベースな活動にはなりますが、少なくともどこの国の森林か?実体がよくわからない森林クレジットを購入するよりも明確でないかと個人的には思いますが・・・

当団体の森林環境教育は「森林と人を繋ぎ持続可能な豊かな森を次世代に引き継いでもらう」をコンセプトに行っています。当団体の管理している森林フィールドを用いて森林環境教育を行いますので安全には万全な体制を整えます。また、新たに森林フィールドを用意するわけではないのでリーズナブルな価格で活用できスケジュールの調整も融通はききやすいです。一度、ご相談いただければと思います。

人の暮らしは地域の自然(森林)の上に成り立っています。その暮らしの豊さは自然(森林)を守るという行動から生まれるのかもしれません。その為にも森林環境教育は必要です。

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