温暖化なのに大雪?inコメダの森

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こんにちは森林の風事務局です。1月25日に降った雪は、この地方にも多大な被害をもたらしました。
それに比べたら取るに足らない小さなことですが、1月末にコメダの森のCO2吸収量調査の予定が入っていたのですが、4,5日経っても雪は無くならず、森に入ることすらできませんでした。

ワカンがなければ歩けません

この地方は毎年、1月か2月頃にいわゆる「ドカ雪」が降るのですが、最近はそれほどでもないことが
多かったのですが、今回はNHKでも特集されるほどの被害がでたようで残念です。

それはそうと、世間が言うようにCO2をはじめとした温暖化ガスにより年々、気温が上がっているというのにドカ雪は降るのですね・・少し調べてみると温暖化だからこそドカ雪が降る条件が揃ってしまうそうです。

植樹したミツマタはフサフサの冬芽がついています
どこが散策路かわからない状態

大気中にCO2が増えると水蒸気も増えるようで、また、大気中の水蒸気量が多いと豪雨や台風での雨量がさらに上乗せされ、気温が0度を下回る場合、大気中に水蒸気量が多いほど大雪も起こりやすくなるそうです。特に冷え込みやすい山間部では、大気中に増えた水蒸気が雪として降るため、まさに10年に
一度クラスの極端な大雪がかえって増えるそうです。今回も「10年に一度・・」とか言われていましたものね。

ナツツバキ(シャラ)も花芽はついています

私たちにできることは、国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が言うように2050年までに必ずCO2の排出を実質ゼロにしなければならないということですかね・・また、CO2を蓄えて気温を安定させてくれている森林を守り、回復整備をすることも大切なことなのでしょうね・・
そういう見方をすると当団体の活動のほんの少しは地球環境の為に役立っているのかな・・
なんて思ったりもします。しかし、温暖化ガスを吐き出す環境をもし解決できたら、それらが起因とされている気候変動が本当におさまるのでしょうかね・・
多くの既得権益者たちの環境保護意識を利用したいろんな思惑が見え隠れしたりして・・

樹木の寿命は草などよりも長く、何十年も生きてCO2を蓄えてくれるのだから森林にもっと手を入れてCO2を少しでも多く吸収できるような環境を作るお手伝いをしています。とかいうキャッチフレーズ
でも考えようかな・・て、もうあるか・・

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